覚書です。絵師でありプログラマです。
Contents
AI絵の線画から自動で塗り潰しするソフト・サービスおすすめ
Photoshop
実用レベル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Photoshopは構図が足りないときに足すのに便利すぎですよね。
フォトプランを契約するとよいでしょう。

Adobeは著作権の問題はクリアしているため安心感がありますね。
クリスタの自動彩色は使えない!?
実用レベル:⭐️⭐️
クリスタは生成AIをやるなら必須のソフトですかね。やはり手で修正するところはあるから。
しかし、試したところ、自動彩色は使えないという結論です。
クリスタの自動彩色は、実際に試してみましたが、一癖あります。
編集 > 自動彩色 > 全自動彩色
あるアイテムを塗った場合、レイヤー全体が塗られてしまいます…。
クリスタの自動彩色使うと透過レイヤーじゃなくなるのなんとかならんかねー
— 白澤のく (@noc4ice) November 30, 2018
これは使えないですね。。
切り取ればいいだけですが、配色そのものが品質が高い(自分好み)とはいえず、自分で塗りますね。
著作権などの問題はクリアしているようです。
本機能はネットワーク環境を通じてサーバーに画像を送る形で提供されます。なお、サーバーへ送信された画像は個人を特定できない形でセキュリティやプライバシーに最大限配慮して取り扱われ、著作権は著作者本人に帰属し、セルシスは保有しません。また、外部に公開されることはありません。
https://www.celsys.com/topic/2018112901
アイビスペイントの自動色塗り
試していないけど、ぱっと見、ちょっと微妙でした。
スマホのソフトのイメージが強くて。kiritaみたいな色の置き方なのは少し興味深かったです。
mimic
mimicはサービス終了したようです。
そうか……しかし日本初の画像生成AIサービスという歴史は永遠に語り継がれると思う
— はやじん (@sub_raw_jin) April 15, 2025
midjourneyが同年7/31、stablediffusionのオープンソース化が同年8/23、
そしてmimicのβ版提供が8/29
そう考えると先見の明があったんだよね、本当は https://t.co/AQOv595sEa
ラディウス・ファイブのSERVICE & WORKをみると、CoPainterと同じ開発会社ですね。
SERVICE & WORK
https://radius5.co.jp/SERVICE_WORKS
似たようなところもあるため、CoPainterに注力した感じでしょうか。
CoPainter
実用レベル:⭐️⭐️⭐️
現在クローズドβで公開中のCoPainter のstrictモードでレイヤー分けされたpsdがダウロード出来るようになりました!入力された色と線画をそのまま使いつつ、1影、2影、スクリーン、発光レイヤーに分かれて出力されます。是非お試し下さい!!!! https://t.co/cIOCqPaZPz
— まっくす (@minux302) June 2, 2023
CoPainter closedβ の strict モードで、レイヤー分けされた psd をダウンロードできるようになりました。色、影、スクリーン、線画に分かれたデータとなっております。部分的に修正したり、主線を色トレスする際など、便利な機能になっております。ぜひお試しください! pic.twitter.com/tEyGK3D5bx
— RADIUS5 (@RADIUS5Inc) June 2, 2023
昨今のLCM見てると、ラフから線画生成は自分の絵柄LoRA を使った LCM が筋良い気がしてきた
— まっくす (@minux302) November 13, 2023
#CoPainter でぱくたその人物写真をAI着彩してもらったけど笑った pic.twitter.com/EQW1Q7dFAv
— Li 頭割り5Aお3&Kい9 (@l_illust) June 2, 2023
LoRA, ControlNet, LCM の三種の神器
— まっくす (@minux302) November 23, 2023
CoPainterはまあまあよさそうですが、Webのサービスです。
しかし、問題点があります。
[Link] CoPainter試してみた|ばるど>https://t.co/7cBP58UHHB
— 技術情報Wiki (@tech_wiki) August 13, 2024
絵描きの考える乗算(影)スクリーン(光)とだいぶ違って、そこはAIなんだなあと少しびっくりしました。
https://note.com/bardothodol/n/nc2eb1e2d5bcb
絵師ならわかると思うのですが、個人的にも気になった点はここですね。加筆する際にだいぶ手入れしないとダメですね…。
copainter遊んできたよ④
— リアラ (@liara_feh_gn004) June 25, 2024
着彩は「線画・色に忠実」の選択肢にするとPSDファイルもダウンロードできる!アイビスで変換して開いたらこんな感じでした。線画と下塗りは入力のままで、塗りのレイヤーが入ってるみたいですね。文字化けはアイビス変換したときになっちゃったんですかね(;^_^A pic.twitter.com/G9UalthUE9
人間が描いたときのようになっていないのが問題点です。
もう一つの問題点はWeb型ということです。ソフトウェア側の方が安価にサービスを提供できますからね。買い切りのソフトウェア型だしてくれるなら嬉しいけど。
よほどアドバンテージがあるならともかく、CoPainterを使うなら、KritaやStable Diffusionでいいのではという気がしてしまいます。
【新機能「領域指定下塗り」リリースのお知らせ】
— copainter (@copainter_info) March 25, 2025
雑な下塗りからレイヤー分けされた下塗りの PSD ファイルを出力する「領域指定下塗り」をリリースいたしました!面倒な下塗りの負担軽減にお役立ていただければ幸いです。
初回は無料で試せますので是非お試しください! 👉 https://t.co/T22MNJN0Wy pic.twitter.com/uNdJs6Ii0O
範囲指定塗りはaiを使わず、kiritaの機能だけでもできますかね。
AI着彩では線画と下塗りからリッチな影付けをします。 塗りの種類にはブラシ塗り、アニメ塗り、水彩塗りがあり、塗りのレイヤーが分かれた psd ファイルもご利用いただけます。 線画と下塗りをアップロードするだけで簡単にご利用いただけますのでぜひお試しください! https://t.co/T22MNJNyM6 pic.twitter.com/OJtT7gNB0R
— copainter (@copainter_info) May 15, 2024
#copainter #着彩 #ブラシ塗り #水彩 #アニメ塗り
— iwajun (@Iwajun211) March 13, 2025
①自作ペン画×copainterによる下塗り
②ブラシ塗り
③水彩塗り
④アニメ塗り
全て出力まま、加筆修正なし pic.twitter.com/UYG9FbsebP
着彩の方が気になりますかね。好みの塗り方してくれるなら。。
ぶくぶく〜
— 朽竹イルマ (@ugen225) January 23, 2025
Copainterの着彩(水彩塗り)です pic.twitter.com/eldE6N3Lwb
#CoPainter で写真素材から背景作ってみるテスト
— ふくすけさん (@5415smahon) April 18, 2024
アートフィルターで水彩画風とかにするとどうしても写真感が残ったり変なとこに黒影できちゃうけど一手間でだいぶイラスト風になるね。
LT変換の段階で線を減らしたらもうちょい絵のような感じになる。ファンタジー漫画の城とかだいぶ楽になりそう pic.twitter.com/WQNwEd5F53
水彩がまあまあいい感じかも。にじみやかすれがもっとでてくれるといいけど。
copainterより「ペン入れAI」をリリースしました!ラフな線を綺麗な線に整えます。忠実度を調節して入力ラフへの忠実性を調整したり、線の太さや入り抜きを調整できます。全ユーザーに無料チケットを10枚プレゼントしておりますので、是非お試しください! https://t.co/0lQoB7VnxH pic.twitter.com/PT67XTZavj
— copainter (@copainter_info) June 24, 2024
ペン入れもできるそう。
生成した画像の商用利用について 商用利用可能です。 ただし、第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を侵害する行為は禁止とさせていただいております。
出力結果の知的財産権について ユーザー自身が権利をもつ画像をアップロードして変換された場合、出力結果の知的財産権はユーザーに属します。
https://radius5.notion.site/Q-A-0c7a32dc6a5b488fb5ea7ee641e0c29e
著作権は上記のとおり。
AI-Assistant(Stable Diffusion)
めちゃ希望しているソフトに近いため期待しています。Macで使えないのが唯一困った点ですが、Windows買えばいいですかね…。
CoPainterってとりにくさんのAI-Assistantと似ていますね。
とりにくさんが新たに公開されたAI-AssistantV4を試してみました😆
— ネギかも (@NegiTurkey) July 5, 2024
バージョンが上がるにつれて新機能が追加されており、ますます手放せないツールへ進化していました✨
また、実行ファイルビルドまで問題ありませんでした😊
※Py3.10.6(conda)、CUDA11.8&12.1
※CoppyLora_webUIもexeビルド🆗 pic.twitter.com/az8etQ9lK2
お絵描き補助AIアプリ『AI-AssistantV5』fanboxにて先行公開!|とりにく @tori29umai #note https://t.co/EppzMklil4
— とりにく (@tori29umai) August 7, 2024
公開しましたー。棒人間→素体機能とアニメ影タブに新しい影追加です!
ブラシ塗り、水彩塗り、厚塗りもある点は素晴らしいです。ただ、水彩と厚塗りはちょっとイメージが違うためloraでしょうか。
お絵描き補助AIアプリ『AI-Assistant』fanboxにて先行リリース!|とりにく @tori29umai #note https://t.co/XJAdClvBtc
— とりにく (@tori29umai) April 30, 2024
自分用イラスト補助AIアプリをfanbox支援者様向けに3日間のアーリーアクセスで公開しました。
画像みたいなことができます。
5/3に全体公開するのでそれまでお待ちください!! pic.twitter.com/NfnX4ea09k
よくある質問③
— とりにく (@tori29umai) April 30, 2024
どれくらいのスペックのPCが必要?
全くわからん人は20万-30万円の予算を用意して、PC工房かドスパラに行って『AIやりたいです。CUDA対応したGPUを積んだVRAM12GB以上のPCが欲しいです』の呪文を唱えるかリリース直前のwebサービス、copainterがおすすめですhttps://t.co/jUl7usbXRc
copainterより早くリリースしています。ただ、導入のハードルが若干あがりますね。Stable Diffusion向けのWIndowsPCも必要になります。
WIndowsPCの詳細はこちらです。

とりにくさんのツールはMac対応って書いていませんね…。。
インストール方法をみると、Windows 向けのスタンドアロンアプリ として配布されているようです。
Stable Diffusionの色塗り
実用レベル:⭐️⭐️⭐️⭐️
Stable Diffusionといえば、lineartでしょうか。グレーならスケールdepthでしょうか。cannyというのもあるようです。
AI
— 852話(hakoniwa) (@8co28) May 12, 2023
線画にAI着色する話 動画
ControlNetのcanny,depth,lineart_animeをうまく使うときれいな着色が可能 pic.twitter.com/sJUb3h8rVD
Reference-based Lineart Video Colorization with Diffusion Models
— 852話(hakoniwa) (@8co28) October 1, 2024
AIで白黒線画アニメをすべて着彩する
色情報として入れたのは1枚目だけ
白黒の線画をいい感じに塗ってくれる#ComfyUI で60フレーム8分弱くらいで出力 pic.twitter.com/tkFHF4NwBa
【ControlNet】自作の線画イラストを画像生成AIイラストに色塗り(ペイント)させる方法♪Stable Diffusion web ui❝automatic1111❞ https://t.co/8Bt5BBm3AX ##ナギブロ @nagiblogyoutubeより
— さわびおん (@zky_creator) July 7, 2023
AI画像生成の Stable Diffusion の ControlNet 1.1 ってキャラのポーズとか指定できるのだが、それよりも線画とかノーマルとかデプスとかを複数指定できるのがめちゃ便利。もちろんカラーも。これだけ詳細に指定できると、アニメの背景制作で活躍しそう。CGでモックモデル作ってAIに色塗りさせる。 pic.twitter.com/46YDqx7rr3
— HN@SIZIMA Soft (@maya_canaan) May 2, 2023
ここ一週間くらい新PC環境整えてました。
— 瑞希 心 →私からのダイレクトメッセージ開かないで下さい! (@rinneesan_) May 29, 2023
stable diffusion超とまではいかないまでもかなり快適に画像生成してくれるようになった♪
これまじですごいな…
線画だけ描いて色塗りはAIに任せる!とか、表情差分とか一瞬で出来上がるの良いですな
AIを使ったワークフロー。白黒でラフを描き、色をAIでつけた後に、動画生成で動きを作っている。 https://t.co/N3Tc46RFQV
— 新清士@(生成AI)インディゲーム開発者 (@kiyoshi_shin) October 10, 2023
Stable Diffusionのinpaintで使う絵を塗り塗りしてると、大雑把に色乗せていくの、油絵感あって楽しい。
— 仙狸 あき (@aki_senri) April 25, 2024
🎨新記事:Stable Diffusionで線画を作る方法【白紙i2i】https://t.co/nCKtQfPWBt
— 令五@手描き×AI (@reiwagonen) March 9, 2025
Stable Diffusionの白紙i2i、今なお使える天才テクを紹介!線画LoRAと何が違うの?t2i・線画LoRA・白紙i2iの比較表や、4つのモデルによる線画生成の比較を載せたよ~!ほとんど画像だけなのですぐ読めます(多分)
水彩風もありますね。
【noteに記事を書きました】
— 宇城 一|UKI Hajime (@uki_hajime) August 10, 2024
3日前に投稿した画像のザックリな作成手順です
「Stable Diffusion+NovelAI+手塗りで水彩風味の画像を作る工程」https://t.co/h5E6qXyQQM
Kritaの色塗りがすごい(AIではない)
実用レベル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Kritaって色塗り評判よいですね。この機能は2015年ぐらいからあるものでAIではありませんけど、AIの利用目的が手描きの時短ならば利用価値はありそうです。
Kritaってちょっと取っ付きにくいソフトですけど、色塗りの評価っていいのですね!
【翻訳】線画の塗りが劇的に簡単に!?Gmicを使った線画色塗り自動化チュートリアル – Kritaでぐるぐるお絵かきブログ http://t.co/ZGPZyl8h7u
— akito yoshikawa/-45 (@yoshikawa45) February 19, 2015
隙間開いてたりごちゃごちゃ交差してたりする雑な線画をKritaの自動塗り分けで下塗りして色ごとにレイヤー別けるまで6分くらい
— 四島ゆう (@shijimayu0) July 12, 2018
いやー文明の利器(o|o) pic.twitter.com/jTOg7ja8lk
Kritaはすごいぞ…自動色分けで色塗り爆速だぞ…別のソフトで線画描いたやつpsdで持ってって色分けしてまた戻って作業とかでも使えそう…あとマスコットがかわいい
— おさしみ定食@Skeb募集中 (@osashimi_mgmg) September 27, 2018
先日から話題になってる #krita #AI 機能以外にも【自動塗り分けツール】が個人的にアツいです!
— AI併用模索中… (@chabrk1) November 24, 2023
動画のように自動で塗り分けた後、カラー毎にレイヤー分割もしてくれます…!
(※色差が小さいと分割されにくい)
これずっと欲しかったヤツ…!
使い方(オフィシャル)↓ https://t.co/RGfuq6I07E https://t.co/djtgfBWhKc pic.twitter.com/zmBSziHi1E
Kritaの使い方はこちらです。

Krita AI Diffusion
もちろん、Krita AI Diffusionもすごいです。
krita ai diffusionとComfyUIの連携は可能性を感じますね。
すでにComfyUIを使っている場合はKritaのプラグイン用のComfyUIとして紐づけもできますが、個人的には、アップデートが今後ややこしくなるような気もするので、Kritaのプラグイン用は別運用の方がすっきりすると思います。その場合もモデルは大きいので共通で使うものはまとめた方が良いです。
— タカ@鷹の目週末プログラマー (@TakaWeekendProg) December 26, 2023
krita ai diffusionの詳細はこちらです。

その他情報
KREA AIのベータ版がリリースされてすぐに一度検証したっきりだったけど、今日改めてちゃんと見てみたらscreen2imgがある…!気づいてなかった…
— Meacham/ミーチャム (@Meacham2022) February 12, 2024
KritaはUI面が不慣れで、使い慣れたソフトで気軽にできたらなあと思っていたところ秒で解決された。左画面はPhotoshop @krea_ai pic.twitter.com/yKzGAKO1hL
【AIイラストの現場で本気で使える神機能3選♪】
— ヨシダ@AIイラストクリエイター (@akiramenaiwoman) February 24, 2024
①同じキャラクター生成機能
②ポーズ完コピ機能
③完全オリジナルモデル生成
ぶっちゃけ、この3つの機能がちゃんと使えれば、AIイラストを仕事にすることはできる。
月5桁は簡単に狙える。
ノウハウコレクターになってない?… pic.twitter.com/S63jHAIsgO
結局、どれがいいの?
結論としてはkirita、Stable Diffusion、Photoshopは実用レベルで使える気がしましたね。
自動色塗りか手描きか
自動彩色はどちらかといえば肯定的ですかね。
キャラデザの3面図を用意したらその通りに色塗りしてくれるといいですね。そのデータを基に学習して自動色塗りしてほしいですね。キャラデザの3面図はもちろん手描きです。
基本自分で色は指定ですね。自分の配色じゃなくなるので。
キャラデザの3面図や色指定は楽しいところなのでAIさんいは譲れませんよ。
まあ、全自動はアイデアとしてみてみるぐらいならいいですけど、色は自分で指定します。
アニメ塗りだけではなく、厚塗りや水彩塗りなどは対応してほしいですかね。
厚塗りはラフと描きこみなど何段階にわけてほしいですね。ラフの段階でAIさんのが微妙なら、手を加えたいですかね。
3DCGなどのように光源は指定したいですね。光と影の関係が重要だと思うので。
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