Cloudflareの覚書です。
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Cloudflareの「カスタムドメイン」と「Cloudflare管理下のサブドメイン(r2.dev)」の違い!
画像をどう公開するのか設定が必要なようです。
- カスタムドメインの使用:
- メリット: ブランドやウェブサイトに合わせたカスタムドメインを使用でき、プロフェッショナルな外観を提供。レート制限なし。
- デメリット: DNS設定の追加が必要で、セットアップが少し複雑になる可能性がある。
- Cloudflare管理下のサブドメイン(r2.dev)の使用:
- メリット: セットアップが簡単で、迅速に公開可能。
- デメリット: レート制限があり、主に開発目的でのみ使用されるべき。カスタムドメインに比べてプロフェッショナルな外観が低い。
workersのデフォルトのworkers .devドメインもChromeに偽サイト扱いされるケース多いし、r2 .devも同様にスパム評価受けやすくなってそうだなー🧐
— Aiji Uejima (@aiji42_dev) November 20, 2023
とりあえず構築時にカスタムドメイン割り当てる運用にするhttps://t.co/KaoLLrJEqD
カスタムドメインの方がよさそう…。
Cloudflareでカスタムドメインを追加する方法
R2 > 設定 > パブリック アクセスのカスタム ドメインの[ドメインに接続]
[カスタムドメイン]を入力 > 続行
カスタムドメインが追加できない
カスタムドメインはCloudflareでドメイン管理されている必要があります。
そのドメインはアカウントに見つかりませんでした。パブリック バケット アクセスは、アカウント上のドメインのみをサポートし、Cloudflare DNS を通じて管理されます。
場合によって管理方法が少々複雑になります。
- メインドメイン:
example.com
– スタードメインでドメインを管理し、xserverでホスティング。WordPressを運営。 - サブドメイン:
app.example.com
– スタードメインでドメインを管理し、Next.jsアプリをCloud Runにデプロイ。リバースプロキシを使ってメインドメインのサブディレクトリとして表示。 - サブドメイン2:
storage.example.com
– スタードメインでドメインを追加した後、Cloudflareで管理。Cloudflare R2をストレージとして使用。
ただ、この構成は有料になるかもしれないCloudflare Workersを使う必要があるようです。
そこでCloudflareの管理ドメインを別ドメインにします。
- メインドメイン:
example.com
– スタードメインでドメインを管理し、xserverでホスティング。WordPressを運営。 - サブドメイン:
app.example.com
– スタードメインでドメインを管理し、Next.jsアプリをCloud Runにデプロイ。リバースプロキシを使ってメインドメインのサブディレクトリとして表示。 - サブドメイン:
storage.another.com
– Cloudflareで管理。Cloudflare R2をストレージとして使用。
r2.devを使う方法もありますけど、レート制限の制限は公開されていないようで開発用に使うと言われてしまっているため、その選択肢は取りにくいです。
Cloudflareでサブドメインを追加する方法
DNS > レコード > レコードの追加 >
- タイプ:
CNAME
- 名前:
storage
(任意のサブドメインのプレフィックス) - ターゲット:
xxx.r2.cloudflarestorage.com
ターゲットはR2 > パケット名 > 設定 > S3 APIから確認できます。
DNS Validation Error (Code: 1004) Content for CNAME record is invalid.
DNS Validation Error (Code: 1004) Content for CNAME record is invalid.
URLのスキーム(https://
)やパス(/name
)を含めないでください。
https://xxx.r2.cloudflarestorage.com/name
Cloudflareのサブドメインが追加できない
他社管理のサブドメインはEnterpriseプランでしか追加できないっぽいです。
Free | Pro | Business | Enterprise | |
Availability | No | No | No | Yes |
サブドメインだけCloudflareに管理させたかったんだけど,それをするにはEnterpriseにしないといけないらしい…
— TAK848 (@tak848_) August 20, 2023
個人には無理やなぁ
解決策としては新規ドメインをとるか、Cloudflare にドメインを移管したうえでドメインを作るかです。
サブドメインを追加してもアクセスできない
Error 1014: CNAME Cross-User Banned
追加してもサブドメインにアクセスすると、エラーがでています。最大で24〜48時間かかることがあるようです。
もうひとつの原因として異なるCloudflareアカウントがあるようです。ただ、異なる2つのGmailを使っていない限りこの問題は起きないでしょう。
有料プランにアップグレードして解決する方法も提供されているようです。
ただし、R2を使っている場合は注意です。
Cloudflare R2ストレージを使用する場合、有料プランにアップグレードしてもError 1014 “CNAME Cross-User Banned”は解決しません。R2ストレージはオブジェクトストレージであり、直接CNAMEレコードを使用して指すことはできません。そのため、このエラーはプランの種類とは無関係です。
R2ストレージのコンテンツにウェブ経由でアクセスするためには、Cloudflare Workersが必要です。
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