Googleフォントの覚書です。
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Googleフォントの商用利用ライセンス!再配布は?
自由に使えます。こちらがわかりやすいでしょう。
商用製品でどのフォントでも使用できますか?
https://developers.google.com/fonts/faq?hl=ja
はい、これらのロゴは商用目的で使用できます。また、商用として販売されている製品に組み込むこともできます。 使用と再配布の条件はライセンスで指定されています。 最も一般的なライセンスは SIL オープン フォント ライセンスです。一部のフォントには Apache ライセンスまたは Ubuntu Font License が適用されます。この条件に従ってオープンソース フォントを再配布できます
これらのロゴは…という言い回しがちょと変な気がしますが、前後の流れから許可されている気がします。
各フォントのライセンスは次がわかりやすいでしょう。
SIL Open Font License 1.1
GoogleフォントのほとんどがSIL Open Font Licenseです。つまり、このフォントを調べる必要があります。こちらのサイトの文面が大変わかりやすかったです。
単純にフォントとして使用するなら、M+ FONT LICENSE と同様に、個人利用・商用利用にかかわらず、無償で使用することができます。
改変を行い派生版を作成したり、ゲームやスマホアプリなどのソフトウェアへの組み込みや、Web フォントとしての利用も可能です。
このフォントを利用して制作したあらゆる成果物 (フォントデータとしての派生を除く) が、このライセンスに縛られることは一切ありません。たとえば、PDF文書にフォントを埋め込むと、その文書はこのライセンスにしなければならない、といった制約は一切ありません。
http://jikasei.me/info/license.html#SIL_Open_Font_License_11_3
Googleフォントのダウンロード
好きなフォントを開く > Get font > download all
MacでGoogleフォントの一括インストール
Font Book.app起動 > フォントを現在のユーザーに追加..(OSによってフォントを追加)
Font Book.appならフォルダないの複数のフォントファイルを一括インストールできるため便利です。
フォントファイルをダブルクリックしても、Font Book.appは起動してインストールできます。ただし、関連付けが書き換わっているとクリスタなどのグラフィックソフトが起動する場合があります。
もうひとつまとめてインストールする方法は、/ライブラリ/Fontsをドラッグ&ドロップする方法です。
VariableFont
次のようなバリアブルフォントが同梱されていますが、VariableFontとは可変フォントです。
- NotoSans-VariableFont_wdth,wght.ttf
- NotoSans-Italic-VariableFont_wdth,wght.ttf
バリアブルフォントを利用すると、個別のBlack.ttfなどがいりません。ただし、バリアブルフォントがサポートされていない環境があります。
可変フォントはaffinityなどのグラフィックソフトが対応しています。
すべてのAffinityアプリで可変フォントを使用できるようになり、タイポグラフィデザインの可能性が広がりました。
https://affinity.serif.com/ja-jp/whats-new/
Googleフォントの日本語一覧
64種類のフォントが提供されています。
丸ゴシック日本語フォントのおすすめ
- Kiwi Maru(キウイ)丸:丸ゴシックだけど手書き風。3ウェイト
- Zen Maru Gothic:ソフトです。5ウェイト
- Rounded M+:Zen Maru Gothicより角ばっている。7ウェイト
- 小杉丸ゴシック(モトヤマルベリ):モトヤが提供しているため1ウェイトのみ
キウイ丸は手書きっぽくやや癖がある丸ゴシックですがかわいいです。セリフを残したレトロな感じです。フォントワークスの筑紫A丸ゴシックを使っている人が無理やりどれを選ぶかといえばこれかもしれません…。
筑紫A丸ゴシックはAdobeフォントでも提供されています。
Zen Maru Gothicもよいです。漢字は、Zen Maru Gothicの使われている新レトロ丸ゴシックもよさそう。ただし、3ウェイト。文字魚さんがBoothで配布されています。
モボ フォントは太目でややゴシックよりですかね。フロップデザインフォントさんがBoothで配布しています。
かわいい日本語フォントのおすすめ
- ポッタ(Potta One):ぽたぽたしたような筆文字風フォント
- はちまるポップ:もろ、まるもじ
- だるまどろっぷ:和風の手描きフォント
- すらっくさいど(Slackside One):ゆるい筆記体
どの文字も癖があるので使いどころが限定されそうです。
すらっくさいどが気に入りました。少し崩れすぎて読みにくいのが難点だが、筆記調でかわいい!ただし漢字はなく文字化けします。
ゴシック日本語フォントのおすすめ
Noto Sansでしょうか。
Noto Sansは多言語に対応していますが、フォントファイルは言語にってわかれているものとわかれていないものがあるようです。
フォントのウェイト
ウェイトがないものもありますが、Noto Sansをみるとウェイトは次のようになっているようです。大体のフォントがこのような名前がついています。Lightより太いのがMedium、Boldより太いのがBlackです。
- Thin
- ExtraLight
- Light
- Regular
- Medium
- SemiBold
- Bold
- ExtraBold
- Black
Noto Sansの多言語対応
世界の対応言語が多い言語ぐらい対応したいもの
- 英語
- 中国語
- ヒンディー語(インド)
- スペイン語
- フランス語
- アラビア語
と続きます。
英語、フランス語、スペイン語は一緒のファイルのようです。
それに対してCJK charactersはマルチバイトフォントです。この場合ファイルはわかれています。CJK とは、Chinese、Japan、Koreanの頭文字をとっています。
Noto Sans Korean(韓国語)
Noto+Sans+TC(簡体字 、中国本土)
Noto+Sans+SC(繁体字 、台湾、香港、マカオ)
ヒンディー語
アラビア語。
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